5分でわかる!「程度・結果」を表す接続詞(so … that / such … that)
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この動画の要点まとめ
ポイント
「so 形容詞」と「such a 名詞」
(1)(2)は,とてもよく似た文だね。でも,(1)の「その犬はとてもおとなしいので」に対して,(2)は「ポチはとてもおとなしい犬なので」。日本文も英文もちょっと異なるよ。
(1)(2)には, so … that ~,such … that ~の2パターンの構文が使える んだけど,実はこの2つ,形がとてもまぎらわしいんだ。次のポイントをもとに解説しよう。
この2つは,形と意味に分けておさえていくと,理解しやすくなるよ。
「so 形容詞」と「such a 名詞」の形
① so (形容詞) a (名詞) that ~
まず,soを使うパターン。soは,すぐあとに(形容詞)を続けるのがルールなんだ。例えば,so beautiful a flowerで「とても美しい花」だね。so (形容詞) の場合は 後ろのa (名詞) をつけないことも多いよ 。
② such a (形容詞) (名詞) that ~
次に,suchを使うパターン。suchのあとにはaを続けることができるよ。例えば,such a beautiful flowerで「そんなにも美しい花」だね。
「so 形容詞」と「such a 名詞」の形の違いに注意しよう。
「so 形容詞」と「such a 名詞」の意味
** 「so 形容詞」** と 「such a 名詞」 の形はまぎらわしいけど,意味は共通しているよ。
① so (形容詞) a (名詞) that ~
例えば,This is so beautiful a flower that I want to buy it. は,前から訳すと 「とても美しい花なので 私はそれを買いたい。」 。
thatのあとは,「私は買いたい」という結果の訳になるね。
また,同じ文を,後ろから訳すと 「私が買いたいほどに これは美しい花だ」 。thatのあとは,「~ほど」という程度の訳になるね。 「程度・結果」 と2つの意味に見えるけど 後ろから訳す(程度)か,前から訳す(結果)か の違いだけだよ。
② such a (形容詞) (名詞) that ~
同じように,This is such a beautiful flower that I want to buy it.は,前から訳すと 「とても美しい花なので, 私はそれを買いたい。」(結果) ,後ろから訳すと 「私が買いたいほど, これは美しい花だ」(程度) となるよ。
gentle「おとなしい」を修飾するのは……
下線は,gentle「おとなしい」という形容詞を修飾しているね。 so (形容詞) a (名詞) that ~ の表現を使おう。The dog is so gentle that I'm not afraid of him.が答えだね。gentleのあとのa dogは,主語のthe dogと重複するので,省略しているよ。
a gentle dog「おとなしい犬」を修飾するのは……
下線は,a gentle dog「おとなしい犬」というカタマリを修飾しているね。such a (形容詞) (名詞) that ~ の表現を使おう。Pochi is such a gentle dog that I'm not afraid of him.が答えだね。
「程度・結果」 を表す接続詞には ** so (形容詞) a (名詞) that~** と ** such a (形容詞) (名詞) that~** の二つがあるよ。形をしっかりと整理しておこう。
今回のテーマは 「『程度・結果』を表す接続詞」 です。so … that ~,such … that ~の2パターンについて学習しよう。