高校英語文法
5分でわかる!「as long as」と「as far as」
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この動画の要点まとめ
ポイント
「as long as」と「as far as」
これでわかる!
ポイントの解説授業
訳は同じ「~限り」でも,意味が異なる!?
(1)「気をつけて使ってくれるなら」,(2)「私が知っている限りでは」が,それぞれ下線部以降の部分に対応するよ。
(1)(2)の表現は,言い換えると「気をつけて使ってくれる限り」「私が知っている限り」になるね。訳は同じ 「~限り」 でも,実は補う英語は異なってくるんだ。
次のポイントをもとに解説しよう。
「~の限り」 と訳せる英語表現には,as long asとas far asの2パターンがあるよ。この2つ,和訳は同じでも使い方が異なるんだ。
①as long as
条件「もし~ならば」 や 時「~する間は」 を表すときに ①as long as を使うよ。長さを表すlongから,「長い線の上にのっている」感じ。連続的な流れの中で,「この条件にずっとのっていれば」「この時間の流れにずっとのっていれば」というイメージだね。
②as far as
範囲「~の限りでは」 の意味を表すときに使おう。距離・程度の範囲を定める感じで,「その範囲からはみ出ない限りは」というイメージだね
「気をつけて使う」条件ならば……
「気をつけて使う」という条件のもとで,という意味に取れるよね。as long asがふさわしいよ。「気をつけて使ってくれるなら」as long as you use it carefullyとなるよ。このas long asはifにも書き換えられるね。
ちなみに 「~する間は」 のas long asはwhileにも書き換えられるよ。
「私が知っている」範囲ならば……
「私が知っている限りでは」は「私が知っている範囲では」に言い換えられるよね。つまり範囲を指すas far asが適しているとわかるよ。「私が知っている限りでは」As far as I knowとなるんだね。
今回は,接続詞asを使ったまぎらわしい表現 as long as と as far as の違い について,解説しよう。