5分でわかる!名詞節を導くwhetherとifの違い
- ポイント
- 練習
- チャレンジ
この動画の要点まとめ
ポイント
接続詞のwhetherとifは,どちらも 「~かどうか」 という意味になる。でも,全く同じというわけでなく,使い方が異なってくるんだ。例題を通して考えてみよう。
「~かどうか」は whether? if?
(1)は「ジャックがそれを好むかどうか」,(2)は「メアリーが幸せかどうか」とあるね。
「~かどうか」 を表す接続詞はwhetherとifの2種類がある。でも,万能型のwhetherに対して,ifは限定的にしか使えないという違いがあるんだ。
次のポイントをもとに解説しよう。
「〜かどうか」のif が使えるのは,一般動詞のあとだけなんだ。
例えば,wonder if SV~「~かどうかわからない」,ask 人 if SV ~「人に~かどうかを尋ねる」のような場合だね。
be動詞のあとや,文の先頭では使えないことに注意しよう。
一方 「〜かどうか」のwhether は,be動詞のあとや,文の先頭でも使えるし,もちろん一般動詞のあとにも使える。whetherは万能型なんだね。
文頭の「~かどうか」
この文の主語は,___ Jack likes it or not 「ジャックがそれを好むかどうか」で,そのあとに is not important「重要でない」と続いているね。下線の部分は 「~かどうか」 を表す語句になるよ。
「〜かどうか」 はifとwhetherの2パターンがあるけど,文頭で使えるのはwhetherだけだったね。また、or notを伴うのはwhetherのみだよ。
Whether Jack likes it or not「ジャックがそれを好むかどうか」となるね。
一般動詞のあとの「~かどうか」
I wonderで「私は疑問に思う」だね。続いて,___ Mary is happy で「メアリーが幸せかどうか」。
「~かどうか」 が一般動詞wonderの目的語になっているので,ifでもwhetherでも正解になるよ。
be動詞のあとの「~かどうか」
The problem is で「問題は~」だね。続いて,___ he knows that or not で「トムがそれを知っていたかどうか」。
ここで下線にifを入れるのは間違いだよ。「~かどうか」がbe動詞の後ろにあることに注意。
「~かどうか」のifは,一般動詞の後ろだけにしか置けない んだ。また、or notを伴うのもifにはできなかったね。
だから,whetherを入れるのが正解だね。
今回は 「名詞節を導くwhetherとifの違い」 について解説しよう。