5分でわかる!自動詞と他動詞で形が紛らわしい動詞(lieとlay/riseとraise)
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この動画の要点まとめ
ポイント
「横になる」の2通りの表現とは?
次の例題を通して考えていこう。
(1)は「横になる」を2通りで表現しよう。上の文の ____ in bed は「ベッドで横になる」,下の文の ____ himself in bed は「ベッドで 自分自身を横にする(=横になる) 」と考えられるね。
「~が横になる」か「~を横にする」かーー。自動詞と他動詞で形が紛らわしい動詞として,次の2つのパターンをおさえておこう。
「lieとlay」「riseとraise」 は,片方が自動詞,もう一方が他動詞となる紛らわしい動詞だよ。
「自分が」横になるのが自動詞lie,「何かを」横にするのが他動詞lay となるよ。同じように 「自分が」上がるのが自動詞rise,「何かを」上げるのが他動詞raise 。意味も形も読み方もとてもよく似ているから,紛らわしいね。だからこそ,英文法の問題では頻出なんだ。
「lieとlay」「riseとraise」の違いをしっかり覚えておこう。
「横になる」か「横にする」か
(1)では,下の文にだけhimself「彼自身」という単語が入っているね。 lie「横になる」 = lay oneself「自分自身を横にする」 という言い換えが重要になるよ。。
上の空欄にはlieを入れて,Jack will lie in bed.「ジャックはこれからベッドに横になる。」となるよ。下の空欄にはlayを入れて,Jack will lay himself in bed.「ジャックはこれからベッドに横になる。」となるんだね。
「上がる」か「上げる」か
「日が昇る」という表現を考えよう。主語のthe sun「太陽」が「昇る」んだね。
「〜が上がる」はriseという自動詞 を使おう。The sun will rise soon.「もうすぐ日が昇る。」となるよ。
「手を挙げる」という表現を考えよう。目的語のyour hands「あなたの手」を「上げる」んだね。 「〜を上げる」はraiseという他動詞 を使おう。You should raise your hands.「手を挙げた方がいいよ。」となるんだね。
この4つの動詞は英文法問題で頻繁に出てくるよ。しっかりと押さえておこう。
自動詞は前置詞とセットで使うのに対し,他動詞は前置詞不要だということを学んできたね。今回は,英文法の問題で頻出の 「lieとlay」「riseとraise」 について解説しよう。「lieとlay」「riseとraise」は,片方が自動詞,もう一方が他動詞となる紛らわしい動詞なんだ。