高校英語文法
5分でわかる!許す系動詞(forgive/permit/allow)の使い分け
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この動画の要点まとめ
ポイント
許す系動詞(forgive / permit / allow)の使い分け
これでわかる!
ポイントの解説授業
「おわび」か「許可」かで使い分け
次の例題を通して考えるよ。
(1)も(2)も下線には「許す」が入るね。「許す」を表す英語は forgive,permit,allow の3種類がある。それぞれ,どれがあてはまるかわかるかな? 次のポイントをもとに解説しよう。
お詫びの forgive,
許可 の permit,allow と覚えよう。
お詫びなどを受け入れて人を許すのが forgive だ。 forgive 人 for 物 で 「人の物を許す」 。物には,人がした悪い行為が入るよ。
一方 人がこれからしようとしている行為 に対して 許可する のが permit と allow 。
permit 人 to V で 「人が~するのを許可する」 となるよ。
allow は,permitと細かいニュアンスが違うだけで,ほとんど同じ意味なんだ。
遅刻のお詫びを受け入れる
「遅刻したことをお許しください。」は お詫び だね。
forgive 人 for 物「人の物を許す」 を使おう。
Please forgive me for being late.「遅刻したことをお許しください。」となるよ。
「教室に入る」のを許可しない
「教室に入るのを許さない」は 許可しない という内容だね。
permit 人 to V,allow 人 to V「人が~するのを許可する」 を使おう。
The teacher didn't permit/allow me to enter the classroom.
「先生は私が教室に入るのを許さなかった。」
だね。
「お詫び」なのか、「許可」なのか、しっかり区別して覚えておこう。
今回は 許す系動詞の使い分け について解説しよう。日本語の「許す」1語に対して,英語では **forgive,permit,allow ** の3種類も対応する語があるよ。 それぞれ使い方にルール があるので注意して覚えていこう。