高校英語文法
5分でわかる!疑う系動詞(doubt/supect)の使い分け
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この動画の要点まとめ
ポイント
疑う系動詞(doubt / suspect)の使い分け
これでわかる!
ポイントの解説授業
「否定的」か「肯定的」かで使い分け
次の例題を通して考えていこう。
(1)は「彼がレースに勝つとは思わない」,(2)は「トムが財布を盗んだのではないかと思う」だね。それぞれ(1)don't think,(2)thinkに当たる部分を言い換えよう。
(1)を「彼がレースに勝つことを疑っている」
(2)を「トムが財布を盗んだのではないかと疑っている」
と言い換えるとすると 「疑う」 にあてはまる動詞は何になるかな?
次のポイントをもとに解説しよう。
日本語の「疑う」に対応する英語は doubt,suspect の2種類があるよ。
doubt は 「~ではないと疑う・思う」と否定的に疑っている ときに用いる表現。
つまり,doubt≒ don't think という関係だよ。
一方,suspect は 「~だと疑う・思う」と肯定的に疑っている ときに用いる表現。
つまり,suspect≒ think という関係だよ。
探偵・推理のイメージで覚えるとわかりやすいね。
「レースに勝つ」ことを疑う
「彼がレースに勝つとは思わない」だから,否定的な疑いだよね。
doubt「〜ではないと疑う・思う」 を使おう。
I doubt that he will win the race.
「私は彼がレースに勝つとは思わない。」
となるんだね。
「財布を盗んだ」と疑う
「トムが財布を盗んだのではないかと思っている」だから 肯定的な疑い を持って推理しているイメージだよね。
suspect「〜であると疑う・思う」 を使おう。
I suspect that Tom stole the wallet.
「私はトムが財布を盗んだのではないかと思っている。」
となるんだね。
「疑う」系の動詞は、
doubt≒don't think
suspect≒think
という関係と合わせて覚えておこう。
今回は 疑う系動詞の使い分け について解説しよう。日本語の「疑う」1語に対して,英語では doubt,suspect の2種類を使い分ける必要があるんだ。