今回のテーマは 仮主語のit（It is 形容詞〜のパターン） についてです。
次の例題を通して見ていこう。

英文を日本語に訳す問題だね。
(1)では，It is important~という表現が使われているよ。

さらに(2)を見てみよう。
こちらは，It is necessary~という表現が問題だよ。

今回のポイントを確認していこう。

to 動詞の原形や，that SV~が本当の主語で，Itは仮主語なんだね。
だから訳すときには，後ろにある本当の主語を前に持ってくる感覚を持つと良いんだよ。

それじゃあ，問題に戻ってみよう。

(1)では It is important to follow the rule.という文章だから，
今回の 本当の主語はto follow the rule「そのルールに従うこと」 だね。
つまり，ここでの Itは仮主語 ということになるよ。

だからto follow the ruleを訳の最初に置いて考えると，
It is important to follow the rule.
「そのルールに従うことは大切だ。」
となるんだね。

次に，(2)を見てみよう。

次に(2)では，
It is necessary that you should take this medicine.
という文章だから，
今回の 本当の主語はthat以下のthat you should take this medicine「この薬を服用すること」 だね。

ここでのItは仮主語だから，訳すときには後ろの本当の主語を前に持ってきて，
It is necessary that you should take this medicine.
「この薬を服用することは必要不可欠だ。」
となるんだね。