今回のテーマは 「something/nothingの慣用表現」 についてです。
次の例題を通して見ていこう。

下線に入る英語を選択肢から選ぶ問題だね。
(1)では，「何の関係もない」という表現が問題だよ。

さらに(2)を見てみよう。
こちらは，「どこか調子が悪い」という表現がわからないね。

今回のポイントを確認していこう。

somthing/nothingを使った慣用表現をしっかり覚えよう。

「関係がない」 ことを伝える時は，
have nothing to do with A. と表すよ。
否定の意味を持つnothingを使うんだね。

「どこか調子悪い」 は，
There is something wrong with A. と表すよ。
somthingの後ろにwrongという形容詞を付けてsomething wrongと表わすんだね。

他にも 「〜ばかりする」do nothing but 動詞の原形 や 「Aにすぎない」nothing but A などの表現もしっかりおさえておこう。

それじゃあ，問題に戻ってみよう。

(1)では 「何の関係もない」 という表現だから 「Aとは何の関係もない」have nothing to do with A. の表現を使えるね。
空欄には，nothingを入れよう。

次に，(2)を見てみよう。

(2)では 「どこか調子が悪い」 だから 「Aのどこか調子が悪い」There is somthing wrong with A. の表現を使おう。
空欄には，somthingを入れれば良いんだね。