今回のテーマは 「SVOCの訳のパターン」 です。
次の例題を通して見ていこう。

英文を日本語に訳す問題だね。
(1)では，callsという動詞が使われているね。

さらに(2)を見てみよう。
こちらでは，madeという動詞が使われているよ。
今回のポイントを確認していこう。

SVOCの訳のパターンを覚えよう。
call，name などの動詞は 「OをCと呼ぶ」
make,elect などの動詞は 「OをCにする・させる」
think，believe などの動詞は 「OがCだと考える」
と訳せるよ。

いずれも 「O=C」の関係である ことに注意しよう。
それじゃあ，問題に戻るよ。

(1)では calls という動詞が使われていたね。
これは 「OをCと呼ぶ」 と訳す動詞だよ。

今回は me「私」が O，Bob「ボブ」が C に当たるね。
だから，最初から訳すと
He calls me Bob.
「彼は 私をボブと呼ぶ。 」
となるんだね。

次に，(2)を見てみよう。

(2)では made という，動詞 make の過去形が使われていたね。
これは 「OをCにする・させる」 と訳せる。

今回は，me「私」が O，happy「幸せ」が C に当たるよ。
だから，
Tom made me happy.
「トムが 私を幸せにした 。」
となるんだね。

続いて，(3)を見てみよう。

(3)では think という動詞が使われているよ。
これは 「OがCだと考える」 と訳せる動詞だったね。

今回は，him「彼」が O，a nice person「素敵な人」が C に当たるよ。
だから，
I think him a nice person.
「私は 彼を素敵な人だと思っている 。」となるんだね。