5分でわかる!「倒置」とは?(文頭に文の一部を持ってくるパターン)
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この動画の要点まとめ
ポイント
強調したい単語を先に!!
英文を日本語に訳す問題だね。
(1)では,Never have I seenという表現が使われているね。
さらに(2)を見てみよう。
こちらでは,Here comes the busという表現について考えるよ。
今回のポイントを確認していこう。
「倒置」とは 文の並び順を入れ替えて強調するパターン なんだ。
その中には 2種類ある よ。
1つは 否定の表現を先頭に置く パターン。疑問文と同じ並びだね。
もう1つは 動詞の後ろの言葉を先頭に置く パターンだよ。
それじゃあ,問題に戻ってみよう。
(1)では,否定の表現neverを先頭におくパターンで倒置が行われているね。
だから Never have I seenで「私は一度も見たことがない」 となるよ。
最後まで訳すと,
Never have I seen such a beautiful sunrise.
「私はそんなに美しい日の出を一度も見たことがない。」
となるんだね。
次に,(2)を見てみよう。
(2)では,動詞の後ろの言葉を先頭に置くパターンが使われているね。
本来は,comes hereという語順になるところだけど,hereを強調するために,Here comesとなっているよ。
それを踏まえて訳すと,**Here comes the bus.「バスが来たよ。」**となるんだね。
このHere comes~ という表現は、「~が来た」という意味でよく使われるよ。
これはひとつの決まったフレーズとして覚えてしまおう。
続いて,(3)を見てみよう。
(3)では,動詞の後ろの言葉を先頭に置くパターンが使われているよ。
本来は,I love my sisterとなるところだけど my sisterを強調するために,My sister I loveとなっている んだね。
これを踏まえて訳すと,
My sister I love very much.
「私は妹をとても愛している。」
となるんだね。
続いて,(4)を見てみよう。
(4)では 動詞の後ろの言葉を置くパターン が用いられているよ。
本来は,
the view from the top of the mountain was wonderful.
という語順だけど wonderfulを強調するため に,
Wonderful was the view from the top of the mountain.
となっているんだ。
訳してみると,「その山の頂上からの景色は素晴らしかった。」となるんだね。
今回のテーマは 「『倒置』とは?(文頭に文の一部を持ってくるパターン)」 についてです。
次の例題を通して見ていこう。