高校英語構文 第1章「英文の眺め方」第2回。
今回は動詞のカタマリについて学習するよ。
まずは次の例文を見てみよう。

この英文で動詞のカタマリはどこだろう？助動詞 will があるから will have かな？うん、 動詞 have が名詞を伴って「～を持っている」という意味だったら will have でカタマリなんだけど、have の後ろに to が続いているよね。 have to ～ で「～する必要がある」という意味だよ。

そう、この英文では will have to finish が動詞のカタマリなんだ。「終わらせる必要があるだろう」と訳せるよ。このように動詞のカタマリを見つけられれば、長く複雑な英文でもしっかり訳せるよ。

動詞のカタマリにはどんな種類があるのかな？TK'sポイントで確認しよう！

talk という動詞は「話す」という意味だよね。だけど、実際の英文で動詞が原形だけで使われることは、実はあまりないんだ。どちらかというと 進行形 や 受身 、 完了形 になったり、 助動詞＋原形 のかたちで使われることが多いんだ。

is talking（進行形）, is talked（受身）, have talked（完了形）, will talk（助動詞＋原形）のように、動詞 talk は様々なかたちで英文に登場する。これらはすべて動詞のカタマリなんだ。

それでは、もう1度例文に戻ろう。

will have to finish が動詞のカタマリで「終わらせる必要があるだろう」と訳せるね。by eight は「8時までに」という意味だ。全体の訳はこちら。

カタマリで捉えることで、英文を早く、正しく読むことができる。カタマリにはいろんな種類があるんだけど、今回は特に動詞のカタマリについて勉強したよ。動詞が進行形や完了形などになっていても、動詞のカタマリとして捉えよう！