5分で解ける!カッコはどこにかかる?に関する問題
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この動画の問題と解説
例題
解説
1つ前の授業では、前置詞+名詞が 直前の名詞を修飾するパターン について勉強したよね。この授業では、前置詞+名詞による修飾の 別パターン を勉強するよ。
それでは例文を見てみよう!
前置詞+名詞はどこにかかる?
まず、この英文の動詞はどれかな?これは簡単、lived だよね。英文を読むときは、まず動詞に注目しよう。
次に、今回のテーマである 前置詞+名詞 を探してみよう。まずは文頭の In(前置詞)+ my younger days(名詞のカタマリ)がそうだよね。それからもう1つ、動詞 lived の後の in(前置詞)+ a large house(名詞のカタマリ)もそうだ。
では、この2つの「前置詞+名詞」はどこを修飾しているかな?前回の授業では直前の名詞を修飾していたけど、今回はそうじゃない。実は、どちらも 動詞 lived を修飾している んだ。
In my younger days「若かった頃」は、そもそも直前に名詞がなくて、動詞 lived にかかっている。in a large house「大きな家に」も動詞の lived にかかっている。
このように、前置詞+名詞は必ずしも名詞にかかるとは限らないんだ。ここで今回のTK'sポイント!
前置詞+名詞による修飾は2パターン。1つは、a map on the wall みたいに名詞にかかるパターン。on the wall「壁の」が、後ろから a map「地図」を修飾している。
もう1つが、cut the cake with this knife みたいに名詞以外にかかるパターン。with this knife「このナイフで」は動詞 cut「切る」にかかっている。名詞 cake を修飾して「このナイフが刺さったケーキ」...じゃないからね(笑)。
それではもう1度例文に戻ろう。
この英文では、In my younger days が前から、in a large house が後ろから、動詞 lived を訳している。文頭の In my younger days は前置詞+名詞のかたちだけど、直前の名詞ではなく後ろの動詞を修飾していることに注意しよう。訳はこちら。
前置詞+名詞による修飾は2パターン。名詞にかかる場合と、名詞以外にかかる場合がある。どちらもしっかりおさえておこう!
高校英語構文 第2章「前置詞+名詞の眺め方」第2回。
今回は 前置詞+名詞による修飾のパターン について学習するよ。