5分で解ける!カッコはどこにかかる?に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
問題(1)
まずは動詞に注目しよう。主語 English classes に対する動詞は should start だね。「動詞のカタマリ」の授業で勉強した 助動詞+原形 のかたちだ。
そして今回のポイント。文末の with a joke は前置詞+名詞で 動詞 start を修飾 している。全体の訳はこちら。
問題(2)
まずは動詞に注目しよう。主語 They に対する動詞は have だね。They have a mathematics test で「数学のテストがある」と訳せる。
文末の on Monday は前置詞+名詞のかたち。この場合、on Monday が直前の名詞 test を修飾していると解釈して「月曜日のテスト」と訳しても問題はない。その場合、全体の訳は「彼らは月曜日の数学のテストがある」となるね。
これでも間違いじゃないけど、on Monday が 動詞 have にかかっている と解釈した方が、滑らかな日本語に訳せる。この場合、on Monday は「月曜日に」という副詞の意味のカタマリになるよ。
今回は、on Monday が have にかかっていると考えよう。全体の訳はこちら。
問題(3)
最初に単語の意味を確認するよ。injury「けが」、right foot「右足」、join「参加する」。ここまでは問題ないね。
それでは動詞はどれかな?そう、joined だね。文の後半は he joined the game で「彼は(その)試合に参加した」と訳せる。
ここまでをふまえたうえで、今回は先に全体の訳を確認しよう。
文の前半が「右足のケガにもかかわらず」、後半が「彼は試合に参加した」にそれぞれ対応しているね。それではこの訳をふまえた上で、前半の英文の構造を説明していくよ。
まず文頭の In spite of は、In(前置詞)+spite(名詞)...ではなく、In spite of 全体で 前置詞のカタマリ になるんだ。「~にもかかわらず」という意味になるよ。だから、文の最初は In spite of(前置詞)+ the injury(名詞) のかたちになっている。
次に of his right footは of(前置詞)+ his right foot(名詞) のかたちになっていて、直前の名詞 injury を修飾している。「彼の右足のケガ」という訳になるね。
そしてそして、文の前半全体が In spite of(前置詞)+ the injury of his right foot(名詞) という前置詞+名詞の構造になっていて、後ろの動詞 join を修飾しているんだ!
今回のポイントは 前置詞+名詞がどこにかかるか? と考えること。問題(3)みたいに少しややこしい英文になると、いきなり全部の訳を作るのは難しい場合が多い。そんなときは意味のカタマリを意識して、英文の構造を把握することから始めよう。
今回のポイントは 前置詞+名詞による修飾のパターン です。前置詞+名詞は名詞にかかる場合と、名詞以外にかかる場合とがあったね。この問題では主に 名詞以外にかかるパターン を扱うよ!