5分で解ける!一般動詞の訳のコツに関する問題

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この動画の問題と解説
例題
解説

前回学んだ be動詞 は am, is, are など 数種類しかない から、英文を読んでいて「見たことがないbe動詞」に出会うことはない。一方、今回勉強する 一般動詞 はbe動詞に比べて 圧倒的に数が多い ので、定期試験や入試で「見たことがない一般動詞」に出くわすことがよくあるんだ。

この授業では、そんなピンチを切り抜ける方法、つまり 見たことがない動詞に出くわした場合の対処法 を伝授するよ。100%どんな場合も切り抜けられるわけじゃないけど、一般動詞の訳にはあるコツがあるんだ。

それでは例文、いってみよう!

英文を読むときはまず動詞に注目。この例文だと achieve が動詞だ。少し難しい単語だね。ここでの goal は「目標」と訳そう。at last は「ついに、とうとう」という意味。

目的語の the goal「目標」は、「人」ではなく「物」を表す名詞。「物」が目的語に来ているときは「(物)を~する」と訳すとうまくいくことが多い。一方、「人」が目的語の場合は「(人)に~する」と訳すと自然な日本語になりやすいよ。例えば I will meet Tom だったら「私はトムに会うつもりだ」と訳せるよね。

これを踏まえると、We could achieve the goal at last は「私たちはついに目標を achieve できた」となる。ここで、探偵になった気分で achieve の意味を推理しよう!

日本語で考えて、目的語に「目標を」ときたら、動詞は何があてはまるかな?...うん、「達成」とか「到達」といった言葉がしっくりくるね。このように、知らない動詞も意味を推理することで訳せることも多いんだ。

ここで今回のTK'sポイント!

S(主語)+ V(動詞)の後の目的語が「物」なら「物を~する」、目的語が「人」なら「人に~する」と訳すとうまくいくことが多い。これを手がかりに考えると、知らない動詞でも意味を推測して、訳を考えやすくなるよ!

それではもう1度例文に戻ろう。

私たちはついに目標を achieve できた。「目標を」とくれば「達成」なんて日本語がしっくりくるよね。全体の訳はこちら。

一般動詞+「物」のときは「物を~する」、一般動詞+「人」のときは「人に~する」。一般動詞の訳のコツ、しっかりおさえておこう!

高校英語構文 第3章「動詞の眺め方」第2回。
今回は一般動詞の訳のコツについて勉強するよ。