高校英語構文
5分で解ける!「受身」の訳のコツに関する問題
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この動画の問題と解説
例題
一緒に解いてみよう
「受身」の訳のコツ
解説
これでわかる!
例題の解説授業
「受身」は基本的に「~れる」「~られる」と訳せばいいんだけど、そう訳すと不自然な日本語になる場合がある。この授業では、そんな時に使える訳のコツを伝授するよ。さっそく例文を見てみよう。
まずは単語の意味を確認しよう。冒頭の whiskyt はお酒の「ウイスキー」。drunk は 動詞 drink の過去分詞 だね。
次に動詞に注目すると、主語 Whisky に対して must not be drunk が動詞のカタマリになっている。簡単だね!must not は「~してはいけない」という意味だから、訳もすぐ作れそうだ。
直訳すると「ウイスキーは子供によって飲まれてはいけない。」・・・あれ?何だか不自然だね。
そう、受身の英文を日本語にするときは、そのまま受身の形で訳すと不自然な日本語になることもあるんだ。ここで今回のTK'sポイント!
「受身」の訳のコツはずばり 困ったら“能動(~する)”で訳す こと。英文は受身でも、日本文は能動で訳すと自然な日本語になることがあるんだ。
もう1度例文に戻るよ。
must not be drunk を動詞のカタマリと捉えて 能動で訳してみよう。
「ウイスキーは飲まれてはいけない」とするよりも、主語を補って「ウイスキーを飲んではいけない」とした方が、自然な日本語だよね。問題の英文が Children must not drink whisky. だと思って訳してみよう。
受身の訳で困ったら能動で訳す。 これがコツだよ!
高校英語構文 第3章「動詞の眺め方」第6回。
今回は 「受身」の訳のコツ について勉強するよ。