5分で解ける!「be to」構文は「することになっている」に関する問題

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解説

この「be to」構文、参考書によっては時制の章で扱うこともあるけど、先生の授業では準動詞の章で扱います。「be to」構文の意味と訳し方について、これから一緒に勉強しよう!

まずは単語の意味を確認しよう。President は「大統領・社長」などの意味があるけど、ここでは「大統領」と訳そう。文末の Paris はフランスの首都「パリ」のことだね。

この英文のポイントは「be to」構文。The two Presidents の後の are to をカタマリで捉えよう。ここで気を付けてほしいんだけど、「動詞は are だけで、to meet at Paris がその後に続いている」と捉えると、文の意味を誤解しやすくなってしまうんだ。

以前の授業で勉強したけど、be動詞はイコールの関係を表す。だから The two Presidents = to meet at Paris になって、「2人の大統領」=「パリで会うことです」となるけど・・・何だかよく分からないよね。

そう、ここは are to をカタマリと捉えて「~することになっている」と訳してみるのが正解なんだ。ここで今回のTK'sポイント!

例文の We are to meet here. は「私たちはここで会うことになっている。」と訳せる。ここでは are to を予定の意味で捉えているよ。

実は「be to」構文には 予定・運命、意図・目的、可能、義務・命令 といった様々な意味があるんだ。どの意味になるかは文脈で判断するしかない。ただし 予定 や 義務・命令 などの意味で用いられることが多く、「~することになっている」という訳が基本になるよ。

以上を踏まえて例文に戻ろう。

be to をカタマリで捉えること、「~することになっている」が基本の訳になること。この2点をおさえて訳してみよう。全体の訳はこちら。

今回のポイントは「be to」構文。文脈によって予定や義務・命令など様々な意味で用いられるけど、基本の訳として「~することになっている」と訳せることを覚えておこう!

高校英語構文 第4章「準動詞の眺め方」第7回。
今回は 「be to」構文の訳し方 について学習するよ。