5分で解ける!分詞構文はお決まりのパターンに関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
問題(1)
ポイントは文頭の分詞構文 According to the newspaper だ。According to ~ は「~によると」という意味だったね。According to ~ はテスト頻出だから、しっかり覚えておこう。
文末の mobile phones は「携帯電話」という意味だよね。以上を踏まえて訳を作ろう。
問題(2)
My father の後の left a large fortune に注目。これは 分詞構文がカンマ(,)付きで挿入されている パターンだよ。
まずは分詞構文を省いて訳してみよう。My father did not have to work「私の父は働かなくてもよかった」、throughout his life「生涯にわたって」。これに left a large fortune の訳を加えよう。
ここで要注意!left は leave「残す」の過去形「残した」・・・ではなく過去分詞「残された」だよ。分詞構文だから、先頭が過去形ではなく過去分詞になっていることに注意しよう。全体の訳はこちら。
問題(3)
まずは語句の意味を確認しよう。elegantly「優雅な・気品のある」、designed「デザインされた」。
文頭からカンマ(,)までは普通に訳せるね。There is one very simple and elegantly designed chair「とてもシンプルで気品のあるデザインのいすがあります」。ポイントは、カンマの後の known as “French series” のカタマリ。これは分詞構文の中でもカンマ付きの後置パターンで、後ろから意味を付け足しているよ。
known は過去分詞で、known as ~ で「~として知られている」という意味になる。最後の French series は固有名詞。そのまま「フレンチシリーズ」と訳そう。
英文では後ろに来ているけど、訳では先頭に「フレンチシリーズとして知られている」を持ってきたよ。このように、付け足しの情報は前に持ってきても大丈夫。自然な日本語になるように訳そう。
今回のポイントは分詞構文。例文で扱った文頭の過去分詞パターンに加えて、(1)のような慣用句パターン、(2)(3)のようなカンマ付きで挿入・後置パターン、それぞれしっかりおさえておこう。
今回のポイントは 分詞構文 です。お決まりのパターンを意識して、訳に挑戦しよう!