5分で解ける!長文中の関係代名詞はまず「主格」に関する問題
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この動画の問題と解説
例題
解説
関係代名詞(who, which, that など)には3つの「格」がある。主語の働きをする主格、所有の意味を表す所有格、動詞の目的語などに使う目的格だ。それぞれ、文の中で果たす役割に応じて名前が付いているよ。
ちなみに関係代名詞 who は who, whose, whom と形を変えるから、「格」の判別が比較的簡単なんだ。だけど、that や which の場合は形が変わらないから、文中で見かけたら、どんな働きをしているのかを見分ける必要があるよ。
そして、関係代名詞の見分け方にはコツがある。主格・所有格・目的格の中でも、もっとも頻出なのが主格なんだ。例文を見てみよう。
まずは単語の確認から。introduce「紹介する」、effect「影響」。他は問題ないね。
次に英文を先頭から訳していこう。I introduced to Tom「私はトムへ紹介した」。一体誰を?その情報が a teacher 以降に続いているよ。
who は関係代名詞で、意味のカタマリをつくる。カタマリのスタート地点は「who」。ゴール地点は文末の「ピリオド(.)」だ。who で始まるカタマリが a teacher を修飾しているよ。
英文の構造が見えたところで、今回のTK'sポイント!
長文に出てくる関係代名詞(who, which, that など)の多くは主格で、「その人は~」「そのモノは~」と訳せるよ。主格だから、英文の構造としては who V ~, which V ~, that V ~ の形になるんだ。
それではもう1度例文に戻るよ。
関係代名詞 who は主格。who のすぐ後に動詞 had が来ているよね。関係代名詞の直後に動詞が来ていたら「主格」だと判断しよう。
who 以降が a teacher にかかって、どのような先生なのかを説明しているよ。全体の訳はこちら。
今回のポイントは 主格の関係代名詞 。長文に出てくる関係代名詞の多くは主格で、「その人は~」「そのモノは~」と訳せるよ。英文の構造としては who V ~, which V ~, that V ~ の形になることもおさえておこう。
高校英語構文 第5章「関係詞の眺め方」第2回。
今回は 主格の関係代名詞 について学習するよ。