5分で解ける!長文中の関係代名詞はまず「主格」に関する問題
- 例題
- 練習
この動画の問題と解説
練習
解説
問題(1)
まずは語句の意味を確認しよう。rock「岩」、over there「向こう側に」、look like「~のように見える」。知らない単語があったら覚えておこう。
(1)のポイントは which がつくる関係代名詞のカタマリ。カタマリのスタート地点は「which」、ゴール地点は「ピリオド(.)」だ。
そして、which の直後に動詞 looks が来ているから、which は 主格 だと判断できる。which looks like a face で「 (それが)顔のように見える 」と訳せるよ。
which 以下は over there の前の rock にかかっている。以上を踏まえて訳を作ろう。
問題(2)
まずは語句の意味を確認しよう。translate は translate A into B の形で「 AをBに訳す 」という意味。Spanish は「 スペイン語(の) 」という意味だから、translate this Spanish letter into Japanese は「 このスペイン語の手紙を日本語に訳す 」と訳せるね。
(2)のポイントは who から始まる関係代名詞のカタマリ。カタマリのスタート地点は「who」、ゴール地点は文末の「?」。そして who の直後に動詞 can translate が来ているから 主格 だと判断できる。
who 以下は anybody を修飾していて「(その人が)~を訳せる」という訳になるよ。
問題(3)
まずは語句の意味を確認しよう。environment「環境」、be at risk「危険にさらされる」。allergies は allergy の複数形で「アレルギー」。developing allergies で「アレルギーが出ること」という意味になるよ。
それでは文頭から訳していこう。Young children は「幼い子どもたち」。不自然な日本語になるので「若い子ども」とは訳さないでね。
brought up は bring up「育てる」の過去分詞形。過去形じゃなくて過去分詞だからね。過去形だとすると「幼い子どもたちが育てた」という訳になるけど、以降の文章の内容と一致しない。長文の中で “動詞ed” を見かけたら、まずは過去分詞だと考えてみよう。
brought up in an environment が意味のカタマリをつくっていて、直前の名詞 children を修飾している。そしてもう1つカタマリがあって、environment の後の that が関係代名詞のカタマリをつくっている。that の直後に動詞 is が来ているから 主格 だと判断できるね。
カタマリのスタート地点は「that」、ゴール地点は「動詞 are」の手前、too clean まで。that is too clean が environment にかかって「きれいすぎる環境」と訳せるよ。
「きれいすぎる」が「環境」に、「環境で育てられた」が「子どもたち」に、それぞれかかっているよ。
今回のポイントは主格の関係代名詞。長文で出てくる関係代名詞の多くは「その人は~」「そのモノは~」と訳す主格のパターンだよ。関係代名詞の直後に動詞Vが来ていたら主格だと判断できる、ということもおさえておこう!
今回のポイントは 主格の関係代名詞 。長文で出てくる関係代名詞の多くは「その人は~」「そのモノは~」と訳す主格のパターンなんだ。これを踏まえて問題に挑戦しよう!