5分で解ける!「カンマ+関係詞」は”つけたし風”に訳せ!に関する問題
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この動画の問題と解説
例題
解説
「カンマ+関係詞」は、文法的には関係詞の「 非制限用法 」と呼ばれるもの。この授業では、非制限用法の 訳し方 にスポットライトをあてて勉強するよ。さっそく例文を見てみよう。
この英文のポイントは 関係詞 who がつくるカタマリ。 who is from New York が意味のカタマリになっているよ。
そして、1つ気を付けてほしいのが Tom と who の間にある カンマ(,)だ。実はこの英文、I will employ Tom までが メインの情報 で、カンマ以降の who is from New York は つけたしの情報 なんだ。
このように英語の文章では、名詞の後に カンマ+関係詞で情報を追加する ことがあるんだ。この「つけたし」は 固有名詞 のあとで特に起こりやすいよ。ここで今回のTK'sポイント!
「カンマ+関係詞」の訳し方をまとめたよ。“, who ~”「 (ちなみに)その人は~ 」 “, which ~”「 (ちなみに)それは~ 」 “, where ~”「 (ちなみに)その場所で~ 」 “, when ~”「 (ちなみに)その時 」。それぞれの訳し方をおさえておこう。ちなみに who は、whom や whose の形になることもあるよ。
where と when は関係副詞なんだけど、「カンマ+関係副詞」の形で使われるのはこの2つだけ。「カンマ+how」や「カンマ+why」みたいな用法はないよ。そして「カンマ+that」という用法もないから、カンマ+前置詞はTK'sポイントの4パターンをおさえておけば大丈夫!
もう1度例文に戻ろう。
例文は「カンマ+who」のパターンだね。カンマの前を訳したあとで「(ちなみに)その人は~」と情報をつけたそう。訳はこちら。
模範解答では「ちなみに~」と訳しているけど、「そして~」と訳してもOKだし、「ちなみに」や「そして」を訳出しなくてもOKだよ。大事なのは、カンマ以降を “つけたし風”に訳す ことなんだ。
今回のポイントは「カンマ+関係詞」の訳し方。TK'sポイントで紹介した4つのパターンをしっかりおさえておこう!
高校英語構文 第5章「関係詞の眺め方」第12回。
今回は 「カンマ+関係詞」の訳し方 について学習するよ。