5分で解ける!カタマリのスタート地点がまぎらわしいパターンに関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
問題(1)
文の後半に関係代名詞 which があるね。which はカタマリをつくるけど、スタート地点はどこかな?
which の直前に of があるから、of which かな?するとカタマリが of which is yellow となるけど、of which が主語になるのはおかしいよね。
そう、正解は the roof of which だ。まさに「名詞+前置詞+関係詞」がスタート地点になるパターンだね!the roof of which is yellow をカタマリで捉えよう。
Look at the house「 その家を見なさい 」、the roof of which is yellow「 (その家の)屋根が黄色い 」。この2つを足して訳を作ろう。
問題(2)
(2)みたいに1つの文が長くなるのは、関係詞や接続詞のはたらきによることが多い。文の後半を見ると、やっぱり which があるね。which はカタマリをつくるよ。
カタマリのスタート地点はどこかな?もし of which だと考えると、of which I couldn't understand がカタマリになる。ただし understand of ~ なんて熟語は存在しないし、カタマリの前が a game the rules と名詞が並ぶ形になるのもおかしい。
ということで、正解は the rules of which だ。(1)と同じく「名詞+前置詞+関係詞」がスタート地点になるパターンだね。the rules of which I couldn't understand をカタマリで捉えよう。
全体の訳はこちら。
問題(3)
まずは語句の意味を確認しよう。動詞 borrow は borrow A from B の形で「 BからAを借りる 」という意味になるよ。
次に英文の構造を確認しよう。まず注目してほしいのが、the library のあとのカンマ(,)だ。カンマで区切って 後ろから情報をつけたす 英文になっているよ。
カンマの後ろを見ると、many of のあとに which があるね。(1)(2)と同じく「名詞+前置詞+関係詞」がカタマリのスタート地点になるパターンだよ。many of which から、ピリオドの手前までをカタマリで捉えよう。
全体の訳はこちら。
まず「図書館でDVDを借りることができる」と訳してから、「私はそのうちの多くをすでに見ている」と後ろから情報をつけたしているよ。このように、「カンマ+関係詞」は“つけたし風”に訳そう。
今回のポイントはカタマリのスタート地点がまぎらわしいパターン。「名詞+前置詞+関係詞」がカタマリのスタート地点となるパターン、しっかりおさえておこう!
今回のポイントは カタマリのスタート地点がまぎらわしいパターン。 「名詞+前置詞+関係詞」がカタマリのスタート地点となるパターンに注意して訳に挑戦しよう!