中1数学
5分で解ける!方程式の文章題(速さ)に関する問題
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この動画の問題と解説
例題
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
例題の解説授業
「兄がx分後に弟に追いつく」 とおこう
文章が長くても、あわてず今まで通りに解いていくよ。
まずは、 「求められているものをxとおく」 。
「兄は出発してから何分後に弟に追いつきますか」と聞かれているわけだから、「兄がx分後に弟に追いつく」 とおこう。
(弟が進んだ距離)=(兄が進んだ距離)で式を立てる
次に、2つ目のポイント。 「『=』で結べる式を見つける」 。
まず、弟が家を出て歩き始めたんだよね。そして、10分歩いたところで、兄が出発したんだ。弟は歩いていて、兄は自転車。当然、兄の方がスピードが速いよね。だから、 兄が出発してからx分後 に、弟に追いついたんだ。
ここがとても大事なポイントなんだけれど、 追いつく ってどういうことかな。
言いかえると、これは 「弟の進んだ距離と、兄の進んだ距離が、同じになった」 ということだよね。
「弟の進んだ距離」=「兄の進んだ距離」 という式がつくれるんだ。
(距離)=(速さ)×(時間)
弟は、分速80mの速さで、10分と、x分歩いたんだよね。
ここでついに、 「ハジキの法則」 が登場するよ。
(距離)=(速さ)×(時間) だから、
(弟の進んだ距離)=80×(10+x) と表せるんだ。
同じようにして、兄について考えると、
兄は、分速240mの速さで、x分進んだから、
(兄の進んだ距離)=240x
これを式に表すと、
80×(10+x)=240x
方程式の完成だね!
方程式を解くと、xの値がわかる
あとは、この方程式を解こう。
求めたいxの値がわかるね。
今回の問題のように、「追いつく」という言葉は大事なキーワードだから、覚えておこう。 「追いつく」=「距離が同じになる」 という意味だよ。
「速さ・時間・距離」の文章問題を解いてみよう。
方程式の文章題の基本的な解き方は、2つポイントがあったね。