高校数学A
5分でわかる!「場合の数」の数え方3(和の法則)
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この動画の要点まとめ
ポイント
「場合の数」の数え方③(和の法則)
これでわかる!
ポイントの解説授業
事象Aの起こり方がa通りあり、事象Bの起こり方がb通りある。事象AとBが同時には起こらないとき、場合の数はa+b通りになるんだね!……といっても、やっぱり抽象的な話だけではわからないよね。
サイコロ2個の例で考えてみよう
サイコロ2個を振るときを例にとり、同時には起こらない事象を紹介しよう。
事象A…出る目の和が5
事象B…出る目の和が6
A,Bの事象は 同時には起こらない よね。したがって、「出る目の和が5または出る目の和が6となる場合の数」は、 和の法則で数えられる んだ。
事象A…出る目の差が2
事象B…出る目の差が4
A,Bの事象は 同時には起こらない よね。したがって、「出る目の差が2または出る目の差が4となる場合の数」は、 和の法則で数えられる んだ。
ではこちらはどうかな?
事象A…出る目の和が2の倍数
事象B…出る目の和が4の倍数
これは、出る目の和が4や8などのとき、 同時に起こってしまう よね。したがって 和の法則は使えない んだ。
和の法則が使えるパターンの問題を、例題・練習を通して演習していこう。
今回は「場合の数の 和の法則 」を紹介しよう。
場合の数を かけ算 で求める 積の法則 について、前回学習したよね。今回の 和の法則 は たし算 。どういうときに使えるのかな? ポイントをもとに解説しよう。