高校数学A
5分で解ける!「場合の数」の数え方3(和の法則)に関する問題
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解説
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練習の解説授業
目の和が5の倍数⇒「和が5または10」
「目の和が5の倍数」と言われると、ちょっと戸惑ってしまうかもしれないね。具体的な数字に直して考えよう。
5の倍数は5、10、15・・・と続いていくけど、問題は「2個のサイコロの目の和」だよね。 サイコロの目の和は最大でも6+6=12 だから、 5の倍数は5と10だけ考えればよい よね。
出る目の和は必ず1通りに決まる
サイコロを2個投げたとき、出た目の和は常に1通りに決まるよね。だから、 出た目の和が5になることと、10になることは「同時には起こらない事象」 。つまり、これらは「和の法則」を使ってたし合わせることができるんだ。
まず、 出た目の和が5になるパターン を数え上げると、次のようになるね。
次に、 出た目の和が10になるパターン を数え上げると、次のようになるね。
あとは、 和の法則 を使おう。
場合の数を足し算して、
4+3=7
答えは7通りだね。
サイコロ2個を投げるときの場合の数の問題だね。 「AまたはBの場合の数」 は、 A,Bが同時に起こらない とき、 和の法則 を使って計算ができるね。