高校数学A
5分で解ける!「場合の数」の数え方4(たし算・かけ算の見分け方)に関する問題
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解説
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練習の解説授業
(偶)+(偶)または(奇)+(奇)
「目の和が偶数になる」って、どんなときだろうか。
例えば、大のサイコロの目が2のときはどうなるだろう。小のサイコロの目が2,4,6だったら、目の和が偶数になるよね。つまり、 (偶数)+(偶数)ならば(偶数) ということがいえるよね。
大のサイコロの目が1のときはどうなるだろう。今度は小のサイコロの目が1,3,5だったら、目の和が偶数になるよね。つまり、 (奇数)+(奇数)ならば(偶数) ということがいえるよね。
これをまとめると、次のようなイメージになるね。
(偶数)➡(偶数) と続けて出るのは、
積の法則を使って、
3×3=9(通り)となるね。
同様に (奇数)➡(奇数) と続けて出るのは、
積の法則を使って、
3×3=9(通り)。
この「偶数+偶数」の9通り、そして「奇数+奇数」の9通りは、それぞれ 「枝分かれした最後の状態」 だ。 これをたし合わせる から、9+9=18(通り)が答えだね。
2個のサイコロを投げる場合の数の問題だね。頭の中に樹形図を浮かべて、積の法則か和の法則か混乱しないように解いていこう。