高校数学A
5分でわかる!サイコロの最大値・最小値の確率
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この動画の要点まとめ
ポイント
サイコロの最大値・最小値の確率
これでわかる!
ポイントの解説授業
余事象の確率の応用
「最大値が4」になる場合の数を、直接計算するのは意外と難しいんだ。
例えば、2個のサイコロのうち、最大値が4になる場合の数を
1個目のサイコロの目が4
もう1個のサイコロの目が1~4
として 1×4(通り)と計算してしまう 人がいる。でも、 この計算方法は、1個目のサイコロの目が1~3で、2個目のサイコロの目が4となる場合の数を数え忘れてしまっている のがわかるかな?
そこで、 「サイコロの最大値、最小値」 の確率は、次のポイントのように 余事象 を利用して考えることを覚えておこう。
「4以下」から「3以下」をくり抜く!
ポイントの内容を詳しく解説するね。図をもう一度見てみよう。
「最大値が4」というのは、図の色が塗られている部分を指すことが分かるかな。 「最大値が4以下」 という事象の中から、 「最大値が3以下」 という事象を引き算すると、 「最大値が4」 という事象が残るんだ。
サイコロの最大値や最小値を求める問題は、 「くりぬく発想が大事」 。このポイントをおさえて、例題・練習を解いていこう。
今回は 「サイコロの最大値、最小値」 についての、確率の問題を学習しよう。具体的には、「大小2つのサイコロを投げて、 出た目の最大値が4になる確率 を求めよ。」といった問題が出るよ。