高校数学A
5分で解ける!もとに戻さないくじの確率1(乗法定理)に関する問題
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解説
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練習の解説授業
「1枚目がクローバー」かつ「2枚目がハート」
トランプは、「スペード」、「ハート」、「ダイヤ」、「クローバー」のカードが各13枚ずつ入っていて、全部で52枚ある。この問題では、「1枚目にクローバーを引いて、 かつ 、2枚目にハートを引く」確率を求めればいいんだね。
上の図を見ながら考えよう。1枚目にクローバーを引く確率は、 52枚中13枚 だから、13/52。引いたカードは もとに戻さない から、全体のカードは1枚減って、2枚目にハートを引く確率は、 51枚中13枚 あるから、13/51だね。
後は、この2つをかけ算して
(13/52)×(13/51)
で答えが出てくるよ。
問題文中の「引いたカードはもとに戻さない」に注目しよう。 互いに影響を及ぼしあう試行の確率 だね。 Aが起こって、かつ、Bが起こる確率P(A∩B) は、 確率同士のかけ算(乗法定理) によって求めることができるよ。