高校数学A

高校数学A
5分でわかる!最小公倍数の求め方

242

5分でわかる!最小公倍数の求め方

242

子どもの勉強から大人の学び直しまで
ハイクオリティーな授業が見放題

カンタン登録1分

この動画の要点まとめ

ポイント

最小公倍数の求め方

高校数学A 整数の性質12 ポイント

これでわかる!
ポイントの解説授業

倍数で「一致する」最小の数!

lecturer_avatar

「最大公約数」 は、2つ以上の整数について、 「どちらも割り切れる最大の整数」 を指すんだったね。これに対して、 「最小公倍数」 は、 「それぞれの倍数が一致する最小の数」 を指すよ。

lecturer_avatar

例えば、12と18で考えてみよう。12×3=18×2=36だから、最小公倍数は36だとわかるね。

lecturer_avatar

この最小公倍数を簡単に求めるコツがあるんだ。ポイントを確認しよう。

POINT
高校数学A 整数の性質12 ポイント
lecturer_avatar

ある2つの数(3つ以上の数)の最小公倍数を求めるときには、まず、それらの数を 素因数分解 しよう。でてきた素因数を見比べて、 指数が大きい方を選んでかけ算する と最小公倍数になるんだ。

まずは素因数分解!

lecturer_avatar

12と18を例にして、ポイントの方法で最小公倍数を求めてみよう。

lecturer_avatar

12と18をそれぞれ素因数分解すると、
12=22×3
18=2×32
となるよね。

指数が大きい方を選ぶ!

lecturer_avatar

ここで、素因数分解したものを比べて、 指数(右肩の数) に注目しよう。指数の 「大きい方」 を選んでかけ算すると、最小公倍数になるんだ。最大公約数の求め方と逆のことをするわけだね。

lecturer_avatar

12= 22 ×3
18=2× 32
指数が大きいものをそれぞれ選ぶと、 「22「32 だよね。22×32=36 で、最小公倍数は36となるんだ。

POINT
高校数学A 整数の性質11 ポイント
lecturer_avatar

なぜ「指数が大きい方を選ぶ」のかもおさえておこう。最小公倍数は、12と18のどちらの倍数にもなるわけだね。したがって、最小公倍数は、12を素因数分解したときの22×3が約数になっているし、18を素因数分解したときの2×32も約数になっている。お互いに素因数の指数が最大のところでそろえて、それぞれの倍数が一致する最小の数(最小公倍数)をつくるんだね。

この授業の先生

今川 和哉 先生

どんなに数学がニガテな生徒でも「これだけ身につければ解ける」という超重要ポイントを、 中学生が覚えやすいフレーズとビジュアルで整理。難解に思える高校数学も、優しく丁寧な語り口で指導。

最小公倍数の求め方
242
友達にシェアしよう!
  • 学校で使っている教科書にあわせて勉強できる

      会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
      ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
      こちらをご覧ください。

      この授業のポイント・問題を確認しよう

      整数の性質

          会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
          ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
          こちらをご覧ください。

          約数と倍数

              会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
              ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
              こちらをご覧ください。

              高校数学A