高校数学A
5分で解ける!「余り」を求める問題1(2数の和)に関する問題
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この動画の問題と解説
例題
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
例題の解説授業
さらに、m+nを4で割ったときの余りを求めるために、 m+n=4×□+(余り) の形に持ち込もう。
mとnを数式で表そう
単純な計算問題と違って式が立てにくいね。でも、「・・・で割ると余りが~」の表し方をよく思い返してみよう。
mを4で割ったときの余りが2
➔ m=4k+2 (kは整数)
nを4で割ったときの余りが3
➔ n=4ℓ+3 (ℓは整数)
と表せるよね。
「m+n=4×□+(余り)」を目指して計算
m,nを数式で置きかえることができたら、m+nの計算をしていこう。今回の問題のゴールは「m+nを4で割ったときの余りを求める」こと。したがって、 「m+n=4×□+(余り)」 の形に持って行くことが大事だね。
m+n
=4k+2+4ℓ+3
=4(k+ℓ+1) +1
4でくくったときに カッコの外に出てきた数字が余りになる ね。
【注意】4で割った余りは、3以下!
m+nを計算する段階で、
m+n=4k+4ℓ+5
となるね。ここで、
m+n= 4(k+ℓ)+5
として、余りを 5 としてしまった人はいないかな?
冷静に考えると、 4 で割り算したのに、余りが 5 って、おかしいよね。 4 で割り算したときの余りは、3以下にならないといけないはず。だから、5を 「4+1」 と考えて、
m+n= 4(k+ℓ+1)+1
とするのが正解だね。
m,nを4で割ったときの余り をヒントにして、 m+nを4で割ったときの余り を求める問題だね。まずは次のポイントに従って、 m,nを数式で表そう 。