高校数学A
5分で解ける!互除法を使う「ax+by=1の整数解」に関する問題
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この動画の問題と解説
例題
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解説
これでわかる!
例題の解説授業
互いに素なら、必ず最後に「余り1」があらわれる
x,yの係数に着目しよう。53と17で、これらの数は 互いに素 だよね。つまり、 53と17の最大公約数は1 になる。最大公約数が1ということは、53と17で互除法を使うと、 必ず最後に「余り1」があらわれる んだ。
53=17×3+2
17=2×8 +1
x,yの係数について 「余りが1」 となるまで、互除法を使おう。
「=1」の形が重要
「余りが1」となるまで互除法を使うのは、最終的な解答のゴールを次のようにイメージしているからだったね。
53×□+17×○= 1
この式にあてはまる整数が1組見つけたいわけだから、「=1」の式をつくるんだね。
「53×□+17×○=1」を目指して式変形
でも、「17-2×8=1」ではまだ、ゴールである「53×□+17×○=1」の式には遠いよね。そこで、
17- 2×8 =1
2×8 に着目して式変形をしていこう。互除法の途中式 53=17×3+2⇔2=53-17×3 を、上の式の 2 に代入すると、
17- (53-17×3) ×8=1
⇔53× (-8) +17× 25 =1
となるよ。
53x+17y=1の整数解を求めよう。この例題では、まず整数解を1組だけ見つけるよ。 互除法 の使い方がカギになるね。