ｙ＝ａｘ（ａは比例定数）のグラフをかくには、まずこのポイントをおさえておこう。

式を満たす座標を調べて、直線で結ぶ のがコツになるんだ。

ｙ＝ｘ　というのは、ｙ＝１ｘ　のことだよね。
ｙ＝ａｘ（ａは比例定数）の形になっているから、 原点を通る直線 になるんだね。

では、ｙ＝ｘ　のグラフは、原点を通るどんな直線になるんだろう。
ｙ＝ｘ　が通る点を調べていくよ。

ｘ＝１のとき、ｙ＝１×１＝１　座標で表すと、（１，１）
ｘ＝２のとき、ｙ＝２×１＝２　座標で表すと、（２，２）

マイナスの値も入れてみると、
ｘ＝－１のとき、ｙ＝１×（－１）＝－２　座標で表すと、（－１，－１）
ｘ＝－２のとき、ｙ＝１×（－２）＝－２　座標で表すと、（－２，－２）

これらの点を図にかき入れると、どんなグラフになるか見えてきたよね。
これまでかき入れてきた点を直線で結ぶと、ｙ＝ｘ　のグラフの完成だよ。

次の授業からは、グラフのかき方をもっと簡略化するコツを教えるよ。
今回の問題では、ｙ＝ｘ　が通る点をいくつか調べたけど、 実は調べる点は１つだけでいい んだ。