「反比例」 のポイントは次の通りだよ。

まずはｘとｙの関係を式で表そう。
この問題は「速さ」「時間」「キョリ」に関する問題だね。
「ハジキの法則」って覚えているかな。「速さ」「時間」「キョリ」の関係は次のように表せるんだったね。

（時間）を求めたいときには、上の図を使うと、 （時間）＝（キョリ）/（速さ） 　で求められることがわかるんだ。

今回の問題では、（時間）はｙ分、（速さ）は分速ｘｍ、（キョリ）は２００ｍだから、
ｙ＝２００/ｘ になるよね。
これは、 ｙ＝ａ/ｘ　の形になっているから、ｙがｘに反比例する と言えるね。
比例定数は２００だね。

「反比例」について、イメージできるようになってきたかな。
「反比例」は、「比例」と対比させながら頭に入れておこうね。

「比例」 は、 「ｘが２倍になると、ｙも２倍」 になる関係だったね。
これに対して 「反比例」 では、 「ｘが２倍になると、ｙは１/２倍」 になる関係なんだ。

例えば、 ｙ＝２/ｘ という反比例の式では、
ｘ＝１のとき、ｙ＝２/１＝２
ｘ＝２のとき、ｙ＝２/２＝１　
となるよね。 「ｘが２倍になると、ｙは１/２倍」 になっているんだ。

ちょうど 「比例の反対」 のような関係だと言えるよね。つまり、 「反比例」 だ。