高校数学B
5分で解ける!階差数列から一般項を求める(2)に関する問題
- ポイント
- 例題
- 練習
この動画の問題と解説
練習
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
an=(初項)+(階差数列の和)
数列{an}において、 (後ろの項)-(前の項)でできる階差数列{bn} の 一般項はbn=n2 であったことを、例題で確認しました。
では、もとの数列{an}の一般項はどうなりますか?
an=(初項)+(階差数列の和)
で求めることができましたよね!
(階差数列の和)は第1項から 第n-1項 までの和であることに注意して、次のように計算を進めましょう。
n≧2に注意! n=1を代入して確認
計算によって出てきた
an=1/6(2n3-3n2+n+6)
は、 n≧2 に限るものであることに注意しましょう。
n=1についてはan=1/6(2n3-3n2+n+6)を満たすかどうか、代入して確認する必要があります。 すると、a1=1/6(2×13-3×12+1+6)=1となり、与えられた数列の初項とちゃんと一致しますね。
この練習の問題は、例題と一続きの問題です。例題では、階差数列{bn}の一般項を求めましたね。今度は、数列{an}の一般項を求めてみましょう。ポイントは次の通りでした。