高校数学B
5分でわかる!ベクトルの加法
- ポイント
- 例題
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
ベクトルの加法
これでわかる!
ポイントの解説授業
「平行四辺形の対角線」がベクトルの加法
ポイントについて詳しく解説していきます。ベクトルOA,ベクトルOBという2つのベクトルの加法(足し算)を考えましょう。
ベクトルの加法を行うときは、まず 2つのベクトルの始点をそろえます 。この図でも、ベクトルOAとベクトルOBの始点がOでそろっていますね。
次にOA,OBを隣辺とする 平行四辺形 を作図します。この 平行四辺形の対角線 が「(ベクトルOA)+(ベクトルOB)」を表すベクトルになるのです。
対角線は2つのベクトルの始点から出発
ここで注意!!
もうひとつの対角線ABは答えになりません。「(ベクトルOA)+(ベクトルOB)」を表すベクトルは、 始点Oから出発している対角線 であることがポイントです。
ベクトルの加法は、ベクトルという分野を制するうえで非常に大事なポイントです。例題や練習問題を通じてしっかりマスターしましょう。
今回のテーマは ベクトルの加法 です。ベクトルとは、 「向き」と「大きさ」を同時に表す矢印 でしたね。矢印なのに加法、つまり足し算があるなんて、「おやっ!?」と思いませんか? ベクトルの加法とはどんな計算でしょうか? さっそくポイントを確認していきましょう。