高校数学B
5分で解ける!平行四辺形とベクトルに関する問題
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この動画の問題と解説
例題
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解説
これでわかる!
例題の解説授業
「ベクトルAD=ベクトルBC」ならば平行四辺形
問題では点Dのみ座標がわかっていませんね。点Dの座標の値によって、四角形ABCDは様々な形の四角形に形を変えることができます。
では、四角形ABCDが 平行四辺形 になるには、どのように点Dの座標を定めればよいでしょうか? そうですね。先ほどのポイントで紹介したように、平行四辺形の成立条件は 向かい合う辺のベクトル同士が等しい 。つまり、 ベクトルAD=ベクトルBC であればよいのです。
ベクトルの成分を計算しよう
問題では、4点A,B,C,Dの座標が与えられているので、ベクトルの成分を計算しましょう。
ベクトルADの終点は(x,y)、始点は(1,2)。
ベクトルBCの終点は(5,3)、始点は(4,1)。
この2つのベクトルが等しくなるので
(x,y)-(1,2)=(5,3)-(4,1)
⇔ (x-1,y-2)=(1,2)
つまり、x=2,y=4と求まります。
四角形ABCDが平行四辺形となるように、点Dの座標を定める問題です。次のポイントの 平行四辺形 の成立条件を活用して解きましょう。