高校数学B
5分で解ける!直線AB上の点Pの表し方に関する問題
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解説
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練習の解説授業
係数の和が1を利用しよう
例題より、
ベクトルOM=(1/3)ベクトルOA+(1/2)ベクトルOB
でした。ベクトルOMのk倍がベクトルONになるため、
ベクトルON=kベクトルOM
⇔ ベクトルON=(k/3)ベクトルOA+(k/2)ベクトルOB
と表すことができます。
さて、ここからどのようにしてkの値を求めればよいのでしょうか? 問題文で与えられた条件のうち、まだ使っていないものがあります。点Nは、直線OMと 直線AB との交点でしたね。 点Pが直線AB上の点 ということは、次のポイントを使うことができます。
点Pが直線AB上の点 ということから、ベクトルOPをベクトルOA,OBで表すと 係数の和が1 になるのです。
つまり、
ベクトルON= (k/3) ベクトルOA+ (k/2) ベクトルOB
において、
k/3+k/2=1
となります。計算すると、k=6/5となり、ベクトルON=(2/5)ベクトルOA+(3/5)ベクトルOBと表せますね。
ベクトルONを、ベクトルOA,OBで表す問題ですね。例題の答えを利用して解いていきましょう。