高校数学B
5分でわかる!直方体でのベクトルの表し方

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この動画の要点まとめ
ポイント
直方体でのベクトルの表し方
これでわかる!
ポイントの解説授業
始点をそろえて考えよう

平面ベクトルと空間ベクトルの大きな違いはベクトルの数です。 平面ベクトル では、どのベクトルも 2つのベクトルの和 によって表すことができましたが、 空間ベクトル では、もう1つ増えます。つまり、空間ベクトルでは、どのベクトルも 3つのベクトルの和 によって表すことができるのです。

空間のあるベクトルを、他の3つのベクトルで表現するときは、始点をそろえると考えやすくなります。例えばベクトルPQの始点をAやKでそろえたいときは、次のポイントのように分解するとよいでしょう。
POINT


……といっても、抽象的な話だけではいまいちピンときませんよね。次の例題・練習では、具体的に直方体における空間ベクトルで考えていきます。

今回から 空間ベクトル について学習していきましょう。空間ベクトルになると、難易度がグッとあがりますが、 基本となる考え方は平面ベクトルと同じ です。