高校数学Ⅰ
5分でわかる!不等式の解き方2(かける・わる)
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この動画の要点まとめ
ポイント
不等式の解き方②(両辺をかける・わる)
これでわかる!
ポイントの解説授業
不等式と方程式は、ほぼ解き方が同じ!
不等式を解くときにも、「両辺をかける・わる」を使うことができるよ。
マイナスをかけるときだけ要注意!
ただし、よ~~く注意してほしいことがあるんだ。
ポイントの、※の注意書きの部分をよく読んでみて。
1点だけ 最重要の注意ポイント があるんだ。
それが、両辺に 「マイナスをかける」 とき。
-2<3
こんな式を考えてみてほしい。「-2は3より小さい」は成り立っているよね。
でも、この両辺に、そのままマイナスをかけてみるとどうだろう。
2<-3
「2は-3より小さい」。恐ろしいことに、完全に嘘っぱちの式になってしまったね。
マイナスをかけると不等号が逆になる
不等式では、両辺にマイナスをかけるときは不等号を逆向きに変える必要があるんだ。
そう、例えば
-2 < 3 の両辺にマイナスをかけるなら、
2 > -3
-x < 2 のような不等式なら、
x > -2 となるよ。
このように、マイナスをかけるときは 不等号の向きを逆にしないと、式が成り立たなくなる んだ。
今回は 「不等式の解き方」 の続きをやるよ。
前回、「不等式は、方程式と同じように移項して解く」ということを勉強したよね。
今日は「移項」と並ぶ、もう1つの基本テクニック 「両辺をかける・わる」 がポイントだよ。