高校数学Ⅰ
5分でわかる!「最小値(最大値)」をヒントに放物線の式を決める1
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この動画の要点まとめ
ポイント
「最小値(最大値)」をヒントに放物線の式を決める①
これでわかる!
ポイントの解説授業
「最小値が分かっている」とは?
「x=2で最小値1をとる」 。サラッと書いてあるけど、実は、この一言はとても重大なヒントなんだ。
最小値をとる放物線は?
放物線には2種類あったことを思い出そう。 「下に凸」 な放物線と、 「上に凸」 な放物線だね。
このうち「上に凸」な放物線は、両端がどこまでも下がり続ける。つまり、 「最小値」 が存在しないんだ。範囲が定められていない放物線が最小値をとるとき、 「下に凸」 な放物線であることが確定するよ。
「最小値」=「頂点」!
下に凸な放物線が、最小値をとるときって、どんなときだったかな?
そう、 「頂点」 だよね。つまり、 「x=2で最小値1をとる」 というのは、極めて重要なヒント、 「頂点(2,1)を通る」 ということを意味していたんだ。
頂点(p,q)が分かっていた となると、あとはどうすればいいかな?
y=a(x-p)2+qとおけばいいんだよね。放物線が通る点の座標を(x,y)に代入するなどして、未知数aの値を求めていこう。
では、実際に例題を解いてみよう。
「放物線の式の決定」の続きを学習していこう。
第4回は 「『最小値(最大値)』をヒントに放物線の式を決める」 のがテーマ。
具体的には、こんな問題が出るよ。