高校数学Ⅰ
5分でわかる!三角比1(tanθ)
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この動画の要点まとめ
ポイント
三角比①(tanθ)
これでわかる!
ポイントの解説授業
tanθって何を表す記号?
・・・と、紹介しておいて何だけど、この「tanθ」、すごく難しく見えないかな? 数学なのに、いきなりよく 分からない英語 が出てくるし、 見慣れない記号 も出てくるし、拒否反応を起こしちゃいそうだよね。そして、わけの分からないうちに 分数 なんかがバンバン出てくるから、三角比って、早々にニガテになっちゃう人が続出する分野なんだ。
直角三角形の長さの比のこと!
でも、英語に惑わされちゃダメだよ。 意味が分かれば何も怖くない んだ。
tanθというのは、 「三角比」の1つ のこと。もっとかみ砕いて言うと 「直角三角形の長さの比」の1つ のことなんだ。それが分かったら、今日のポイントを見てみよう。
tanθ=(高さ)/(底辺)
ポイントの内容を、詳しく説明するね。
tanθ というのは、 角度がθ のときの 直角三角形の比 を 分数 で表したものだよ。じゃあ、その 分数 の中身って何だろう?
tanθの場合は、角度がθの直角三角形の (高さ)/(底辺) を表すよ。だから、ポイントの図の例だと tanθ=3/4 となるんだ。
筆記体の「t」のイメージで
いきなり 「tanθ=(高さ)/(底辺)」 と言われてもすぐには覚えられないし、「あれ?どの辺の比だっけ?」って混乱するよね。
覚え方にはコツがあるよ。「tan」の頭文字 「t」の筆記体 を思い浮かべよう。θの角から、筆記体の「t」を書くようにして、 「底辺」 そして 「高さ」 をなぞっていくと、「(高さ)/(底辺)」がイメージしやすいよね。
今回から、本格的に 「三角比」 の学習が始まるよ。
最初に扱うのは、 「tanθ」 。 「tan」 は 「タンジェント」 と読むよ。そして、 「θ」 は角度を表す記号で、 「シータ」 と読むよ。