高校数学Ⅰ
5分でわかる!鈍角を含む三角比の相互関係1(図の利用)
- ポイント
- 例題
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
鈍角を含む三角比の相互関係①(図の利用)
これでわかる!
ポイントの解説授業
三角比は、1つ分かれば全部分かる!
図をかくことで底辺、高さ、斜辺の比を求めれば、1つの三角比の値から他の三角比の値がバチッと決まったよね。
今回は、θの範囲を0°≦θ≦180°に拡張したケースで考えよう。角度を180°まで広げても基本的にポイントは同じだよ。
図をかいて考える!
ポイントの内容を詳しく解説しよう。例えば 「cosθ=-4/5」 の場合で、他の三角比の値をどう求めるか考えるよ。
cosθ=(底辺)/(斜辺)=-4/5 から、 「斜辺が5、底辺が-4」 の直角三角形をかくことができるね。
0°≦θ≦180°の範囲で考えるとき、cos,tanがマイナスの値なら、底辺が マイナス 、つまり 原点よりも左側 にくるように直角三角形をかくんだったね。
直角三角形の斜辺、底辺の値がわかったら、 「三平方の定理」 を使って、 「高さ」 を求めることができるね。 「高さ」 が分かれば、 sinθ と tanθ も求めることができるというわけだ。
このポイントを使って実際に問題を解いてみよう。
今回は、 「鈍角を含む三角比の相互関係」 について学習しよう。
「相互関係」とは、 お互いに関係している という意味だよ。sin,cos,tanと3種類ある三角比のうち、1つの値が分かっていれば、他の2つの値も求めることができるんだ! これはθの範囲を0°≦θ≦90°で考えていたときに学習したよね。