高校数学Ⅰ
5分で解ける!正弦定理と余弦定理の使い分けに関する問題

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POINT

「3辺1角」⇒余弦定理!

「sinA」と書かれているから、「正弦定理を使おう!」と思っちゃうかも知れない。でも、それは 出題者のワナ なんだ。

大事なことは、 「登場する辺と角の数を数える」 こと。分かっているのは、 3辺a,b,c だね。sinAというのは 角度 の話だから、この問題に登場するのは 「3辺1角」 。つまり、 余弦定理 を使うんだ。
cosAを求めて、後で変換!

余弦定理を使うと、cosAの値が求められるね。


cosAの値が分かったら、三角比の公式 「sin2A+cos2A=1」 に代入して、sinAの値を求めよう。

最終的な答えを出すときには、 sinAの符号 に注意。三角形の角度、つまり 0°から180°の範囲 において、sinAの符号はプラスになるよね。
答え


与えられた3辺の値から、sinAの値を求める問題だね。
ポイントは以下の通りだよ。「正弦定理と余弦定理の使い分け」は問題に登場する 辺と角の数を数えて 判断しよう。