高校数学Ⅰ
5分で解ける!三角形の辺と角をすべて求める問題に関する問題
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この動画の問題と解説
例題
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
例題の解説授業
すぐに分かる「∠C」
まずは自分で簡単に 三角形をかいて 、 情報を書き込もう 。大体どんな感じの三角形なのか、そして、 何が分かっていて何が分かっていないのか をハッキリさせるんだ。すると、∠Aと∠Bが分かっているから、 ∠C がいきなり求められることに気づくね。
「2辺2角」で正弦定理!
さてここから本題。aとbを求めにいくよ。では、どう求めるか。今分かっている情報は、 「1辺3角(c=6,A=60°,B=75°,C=45°)」 だよね。1辺2角を使って他の辺の長さを求めるときには、 正弦定理 を突破口としよう。
aとbどちらから求めにいくのがいいかな?どちらも同じではないんだ。aに対応する ∠Aは60° 、bに対応する ∠Bは75° だ。sin60°なら計算できるけれど、sin75°の値は勉強していないよ。というわけでここは、 ∠A と ∠C に注目して、正弦定理を使おう。
「75°」は厄介だから・・・∠Bを避けて余弦定理!
これでaも求められた。あとはbだけだ。でも、この bはちょっと厄介 。なぜなら、対応する∠Bの大きさが75°だから。 sin75°もcos75°も値はわからない よね。じゃあ、どうすればいいかな?
sinBやcosBが登場する式を避けて解く ことを考えるよ。思い出してほしいのは、 余弦定理 なら、 2辺と1角 が分かっていれば、 残った1辺の長さを求められる ということ。ここでは ∠Aに注目 して余弦定理を使おう。bについての2次方程式ができるので、 「解の公式」 で解けば、bの正体にたどり着けるよ。
「三角形の辺と角をすべて求める」 問題をやろう。
ポイントは以下の通りだよ。正弦定理と余弦定理を駆使して、三角形を丸裸にしよう。