高校数学Ⅰ
5分で解ける!三角比による高さの測量に関する問題
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この動画の問題と解説
例題
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
例題の解説授業
△ABP➔BP➔PHという方針を立てよう
求めたいのはPHだね。直角三角形PBHで考えると、 「高さ」 にあたる部分だよ。 △PBHで∠PBH=30°とわかっている ので、 あとは辺PBか辺BHの長さがわかれば、三角比を使って求められる ね。
図をみると、△ABPの情報が多いので、 △ABPから攻めて、PBの長さを求める という方針を立てよう。
「2辺2角」のときは?
スタートの視点を△ABPにおいて、解き始めよう。
AB=20、∠A=60°、∠B=75°が分かっていて、今からPBを求めたい。登場する要素が 「2辺2角」 になっているから、 「正弦定理」 が使えそうだ。
ただ、正弦定理を使うのはいいけれど、sin75°の値は分からないから、 ∠Bは使いようがない よね。 ∠P=180°-(60°+75°)=45° なら使えそうだ。 ∠Aと∠P に注目して、 正弦定理 を使うよ。
(高さ)=斜辺×sinθ!
計画通り、PBを求めることができた。ここまで来れば、もう一息だよ。
舞台を直角三角形PBHに戻して、
PH=PB×sin30°
の式に、PB=10√6を代入しよう。
「三角比による高さの測量」 の問題を学習しよう。
建物の高さを求めにいく前に、四面体を使って考え方を理解しておこう。ポイントは以下の通りだよ。