高校数学Ⅰ
5分でわかる!「分散」とは?
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この動画の要点まとめ
ポイント
「分散」とは?
これでわかる!
ポイントの解説授業
データ分析に大事な「散らばりの度合い」!
A:100点、0点
B:50点、50点
AとBは、全く内容の異なるデータの集まりだね。でも、AもBも、平均値は50点、中央値も50点と、同じ値が出てきてしまうよ。データについて考えるときには、平均値や中央値のような値だけでなく、データが「どれだけ散らばっているか」、つまり、 「散らばりの度合い」 を考えることが重要なんだ。
今回紹介する 「分散」 は、 「散らばりの度合いを表す値」 だよ。特に、 全てのデータを使って散らばりの度合いを表せる という点に特徴があるんだ。
「全てのデータ」を使った分析!
「分散」を求めるときは、まず 「各データ」から「平均値」をひいて、2乗する 。そして、それらを 合計する よ。さらに、その合計した値を、 全体の人数で割る んだ。
こうして全てのデータを用いることで、かなり正確に、ばらつきの度合いを数値化することができるんだよ。また、「分散」は、数式では 「S2」 と表されることも押さえておこう。
今回は 「分散」 について学習しよう。
「分散」とは、 データの散らばりの度合いを示す指標 のひとつだよ。こんなデータの例を見てみよう。