高校数学Ⅱ
5分でわかる!(ax+b)^n の展開
- ポイント
- 例題
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
(ax+b)^nの展開公式
これでわかる!
ポイントの解説授業
基本原則は2項定理と同じ!
まずは、(a+b)nの展開、つまり2項定理を振り返ってみましょう。
(ax+b)nの展開公式は、上の2項定理の「aがaxに変わる」だけです。
カッコの中の2つの項を□と△で表すと、次のような公式が成り立ちます。
知りたい項の係数を簡単に求めることができる!
2項定理はカッコの外の次数が大きければ大きいほど式は長くなっていきます。
5乗、6乗の計算になると、全部を展開するのは大変ですよね。
そこで 「(x-2)5におけるx2の係数を求めよ」というようなパターンがよく出題されます。
指定された項の係数を求めるときはどうすればいいでしょうか?
(□+△)nを展開すると、それぞれの項は nCk×□n-k×△k のカタチになっていることに注目しましょう。
(x-2)5において、x2の係数が知りたいなら、5Ck×x5-k×(-2)kにk=3を代入すればいいわけです。
ポイントをつかんだら、問題を解いて練習していきましょう。
今回のテーマは「(ax+b)nの展開公式」です。
前回の授業では、(a+b)nを2項定理で展開しましたよね。
文字が少し増えましたが、やり方は 2項定理とほとんど同じです。