引き続き、等式の証明の練習問題をやっていきます。
ポイントは以下の通りです。

この問題も、 （左辺）-（右辺）=0 として証明することを考えましょう。
その際に、 カギとなるのは条件式x+y+z=0 です。この式を、どのように使えばよいでしょうか。
例題からの流れで、ピンと来た人もいるかもしれませんね。
この条件式は、計算式から 文字を消去するために使う のです。
ここでは、 z=-（x+y） と式を変形して、zを消去してみましょう。
すると、あとの流れは例題と全く同じになります。答えが0になることを目指して、ひたすら計算していきましょう。

以上のように、等式の証明問題においては、 左辺と右辺で引き算をすると、計算結果は必ず0になります 。当然と言えば当然ですよね。
もしも計算した結果が0にならなかった場合は、どこかでミスが起きているわけですから、計算式をよく見直すようにしてくださいね。