高校数学Ⅱ
5分で解ける!高次方程式の解法(2)に関する問題
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この動画の問題と解説
例題
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
例題の解説授業
f(p)=0となるpの値を見つけよう
まずは、式をf(x)=x3-3x2-6x+8とおきましょう。
f(p)=0となるpの値が見つかれば、f(x)は(x-p)で割り切れるのでしたね。
pの値は 定数項の約数 から見つけることができます。
定数項は8なので約数の1をいれてみると
f(1)=1-3-6+8=0となり、きれいに0になりました。
よってこの式は (x-1)で割り切れる とわかります。
残った2次式も因数分解しよう
因数定理は組立て除法 を使いましたね!
組立て除法により、商は x2-2x-8 と求まります。
f(x)=(x-1)(x2-2x-8)と1回目の因数分解 ができました。
残った2次式(x2-2x-8)も因数分解します。
f(x)=(x-1) (x-4)(x+2) =0となり、3次方程式の3つの解がでてきましたね。
3次方程式の問題ですね
「因数定理」を活用して因数分解することが今回の学習テーマでした。