高校数学Ⅱ
5分でわかる!円と直線の位置関係の分類
- ポイント
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この動画の要点まとめ
ポイント
円と直線の位置関係の分類
これでわかる!
ポイントの解説授業
このポイントのように、 「中心と直線との距離」と「半径」を比べる ことでも、円と直線の位置関係を調べることができるのです。
「d<r」ならば「異なる2点で交わる」
半径 r の円Cの中心Aと直線lの距離を d とします。
ポイントの図のように、 中心と直線との距離が半径より小さい とき、2点で交わりますね!
よって、 d<r⇔「異なる2点で交わる」
「d=r」ならば「1点で接する」
中心と直線との距離が、半径と等しい ときは、1点で接しますね。
よって、 d=r⇔「1点で接する」
「d>r」ならば「交わらない」
中心と直線との距離が半径よりも大きい ときは、2つのグラフは交わりません。
よって、 d>r⇔「交わらない」
「点と直線との距離」の求め方を復習しよう
ところで皆さんは、点と直線との距離の求め方を覚えていますか?
円の中心と直線との距離dは、このように点と直線の距離の公式で求めることができますね!
実際に問題を通じて、この新しい武器の使いこなし方を身につけていきましょう。
今回のテーマは「円と直線の位置関係の分類」です。
円と直線の位置関係には3パターンがありますね。
「異なる2点で交わる」「1点で接する」「交わらない」の3つです。
前回の授業では、円と直線の共有点の個数を判別式によって調べましたが、今回はもう1つ新しい武器を授けましょう。