高校数学Ⅱ
5分で解ける!三平方の定理による三角関数の計算(1)に関する問題
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練習の解説授業
高さ5、斜辺13の直角三角形は?
まず、π<θ<3π/2に注目しましょう。
度数法では180°から270°の間にあるという意味です。
θは第3象限なのでsinの符号はマイナス で、確かにsinθ=-5/13となっています。
では直角三角形を図にしていきましょう。
sinは高さ/斜辺 なので、直角三角形の 高さ5,斜辺13 とわかります。
底辺は、 三平方の定理 を使えば、
a2+b2=c2
52+底辺2=132
底辺=12
とわかります。
後はこの直角三角形を第3象限に貼り付けてしまえばよいのです。
図を元にcosθとtanθを求めると
cosθ=底辺/斜辺より-12/13
tanθ=高さ/底辺=5/12
となります。
sinの値を手掛かりにして、tanやcosの値を求める問題ですね。
三平方の定理を使い、直角三角形の図を作るのがポイントでした。